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2018年5月7日月曜日

迷走の果て、やはり巡ってしまう

迷走の果て、 

2018年5月4日(金曜日) GW6日目 



 昨日、謎の夜更かしをしたため、11時半起床。 

 お蔵入りになっている村上春樹論(仮題)「失語症が強いられるとき」を再開すべく、読み返したが、やはり書けない。関係文書にもう一度目を通して、おおよそのことを頭に入れてないと文章が続かない。さらには、そもそも村上の『騎士団長殺し』が未読ということも大変な問題だ。 
 さらには根本的な問題だが、「内在」の根拠がうまく掴めているとは言えない。困った。 
  
 そんなわけで、まずあり得ないことだが自宅で2時間ほど仕事をする。まーまー楽しかった。しかしまだ最後の1Mが納得できない。明日また考えよう。 
 6日がボランティアSKで9時SKなのだ。 
 7日はまた休み。 
  
 これからカレーを作る。キーマカレーだ。 

 このあと、昨日の残り物があるのと、あまりお腹がすかないので結局カレー食べず。 
 迷走の果て、なぜか突然、穂村弘の『現実入門』を読み始める。面白かったので、著作一覧を作って、今までのものもまとめる。『整形前夜』を読み始める。  

🐥 
2018年5月7日 16:43 


  

やはり巡ってしまう 

2018年5月5日(土曜日) GW7日目 

  一昨日の残り物などを食う。 
 家にずっといると微妙な疲労感を感じ、食事もうまくない。運動が必要だ。 

 そんなわけで散歩に行くわけだが結局ついでにbookoff稲田堤へと巡ってしまう。 
 ま、いいか。 
 ずっと家にいて原稿書いていると音楽をとても静かな音量で聴く。 
 今時CD でもないだろうが、PCで原稿を書くので、PCから音楽を聞けない。 
 ま、そんなわけで、ネタ切れなので、めったに行かないCDコーナーを巡ってしまう。 
 もともとはインバル振るところのマーラーの10番が欲しかったが、大体いまどきCDショップがどこにもないし(つーか、まじでどこにあるの? )、新古書店の類いでも、そもそもクラシックのCDそのものが置いていない。 
 ところがあにはからんや、なぜかある処にはある。流石はBookoff 稲田堤。求めよ、さらば開かれん。やはりこの辺りの民度が違うというしかないな。 
 そもそも新刊の書店でも古書店でもその店のレヴェルは岩波文庫や講談社教養二大文庫(学術と文芸)そしてちくま学芸文庫がそこそこ(そこそこでいい)置いてあるかということに尽きる。これに平凡社ライブラリーがあるといいのだが、そこはもう無い物ねだりなので諦める。 
 あとは新書のかなり古いものがあるとなおいい。 
 ところがこのBookoff稲田堤は昔からの居住者が多いためだろうが、相当小振りの店構えであるにも関わらずかなりいい線行っているのだ。 
 例えば先に挙げた教養4大文庫は塊で、棚一面に聳えている(ただしHLだけはほとんどない)。これは壮観である。つまりこの地域だとこの品揃えでも売れると判断したのであろう。 
 岩波新書の古い(まじで古いのから発刊は古いが再刊されてつるつるピカピカのまで)のも棚の1段分置いてある。今回。白川静の『漢字』が発見できたのもそういう訳だ。 
 無論、そういうのも入荷の関係もあったりするのであろうが、したがって、その都度発見があるというのは言い過ぎになってしまうが、時々驚くべき発見があるのは事実である。 


①CD『『小澤征爾さんと、音楽について話をする』で聴いたクラシック』2013年・DECCA。……これは村上春樹によるインタヴュー本がもとになっている。いっそのこと最初からCDブックで刊行すればよかったのに、というのは素人の浅はかな考えか。 
②CD・インバル+フランクフルト放送交響楽団『マーラー「大地の歌」』1990年・DENON。 
③CD・ジンマン+チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団『マーラー「交響曲 第10番」』2010年・ソニー ミュージック エンターテインメント。……③は迷ったが、インバルとは違ってクック補訂版ではなくカーペンター版だったので、まーいいかと思って買う。  

④行方昭夫『英文の読み方』2007年・岩波新書。……翻訳ができると少し事態が変わるかな、と思ったが、無論そんなことはない。 
⑤白川静『漢字』1970年・岩波新書。……ついに発見! とうとうこのわたしも白川漢字学の第一歩か。無論、そんなことはないな。  
⑥みうらじゅん『そこがいいんじゃない!――みうらじゅんの映画批評大全1998ー2005』2006年・洋泉社。……やはり、この人は変だ、ていうまでもないか。 
⑦能町みね子『逃北――つかれたときは北へ逃げます』2013年・文藝春秋。……実はこの人は男性らしいですが、ずっとOLやってたらしい。凄い。 
⑧俵万智『あなたと読む恋の歌百首』1997年・朝日新聞社。……穂村弘を読んでいて、なんだか少しだけ短歌に興味を持つようになったのか、って、まー、無論、そんなわけはない。安野光雅の切り絵の挿し絵が素晴らしい。全篇収録してほしい。 
 パラパラとめくってみると穂村の歌も収録されている。 

体 温 計 く わ え て 窓 に 額 つ け 「 ゆ ひ ら 」 と さ わ ぐ 雪 の こ と か よ 

穂 村  弘 

⑨村上春樹『騎士団長殺し』全2巻・2017年・新潮社。頭がおかしくなっていたのかついに買ってしまった。では読まねば。 

 というわけで、この日の晩は偽BBQ。 

🐥 
2018年5月7日 16:43 

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