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2018年3月20日火曜日

突然、村上春樹論を書き始める。

 





 突然、村上春樹論を書き始める。厳密にいうと春樹論というよりも、価値論なのだが。

 1985年ぐらいに思い立ってからもう30年も経ってしまった。

 新潮社のPR誌『波』で『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』の広告を見て、まさにこれだ、これこそ我らの時代精神があるならまさにこれだと思ったのを覚えている。発売日に急いで今は亡き八王子の旧市街にあった三成堂書店に買いに行ったこともまざまざと覚えている。
 
 昔は胸をときめかせて新刊を買いに書店に行ったものだが、それは遠い昔のことだ。
 
 今や新刊で本を買うのは余程のことである。作家さんや評論家の皆さんには本当に申し訳ないが、新古書店のお世話になっている。そこでも200円以内のものしか買わない。というか買えない。

 というわけで、よく分からないが、「鳥」の意味と、「内在と超越」の意味が30年越しに分かったような気がした。

 気がしただけかもしれぬし、もう誰かが既に論じているかもしれぬが、まーいいでしょう。

 ただし完成の目処は立っていない。今はまだたったの7枚。

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