遠くの方で(1)
瓶ビール
夜はビールを飲む。といっても、余り味とか風味とかコクとかにはこだわりがないので、普段は発泡酒を飲む。
以前は日本酒や焼酎やカクテルなどにも凝ったが、根が大味なので、歳を取るにつれて段々どうでも良くなってきて、今に至る、という感じだ。
では発泡酒だったら何でもいいのかというと必ずしもそうではない。やはり旨い不味いというのが確かにある。基本的にはあれば十分なので、旨いとか不味いというのは贅沢だという意識が微かにある。
ま、しかし飲んでるうちに続けて買うものと、そうではないものもあるので、なかなかそういうものでもないのだろう。
最近、といってもここ数年飲み続けているのは、「麦とホップ」。極めて旨いというわけではないが、まーまー旨い。
数年前は「スパークリング・ホップ」を気に入って飲んでいたが、なくなってしまった。
しかしながら発泡酒ばかり飲んでいると疲れてきて時ととしてビールが飲みたくなる。それも瓶で。缶と瓶の液体に与える影響は分からないが、まー瓶ビールのほうが明らかに旨い気がする。
それから「グランドキリン」。これは栓が王冠ではなくプルタブなのでそこが今一つ。やはり瓶はきちんと栓抜きで王冠を抜かなければ。
それからこれはもう取り寄せないと飲めないが「小樽ビール」。これもとても旨かった。
極めつけは沢野井という地酒メーカーが作っている「多摩の泉」。普通のビールの2倍ぐらいの価格だがそれを考えても、とてつもなく旨い。
何か好きなものがあって心を暖めることができるのはとても有難いことである。
*現在は様々な事情から、残念なことに禁酒、というか断酒しています。
2014年12月19日
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