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2020年5月1日金曜日

うーーーーーん。何と言ったらいいか。 山口果林『安部公房とわたし』


うーーーーーん。何と言ったらいいか。

山口果林『安部公房とわたし』







山口果林『安部公房とわたし』2013年・講談社。

自伝。

2020419日読了。

採点 ★★☆☆☆。



 刊行時からずっと読みたいと思っていた。が、うーーーーーん。何と言ったらいいか。

 カヴァーの写真からすると若き日の著者はとても可愛らしい女性だったのであろう。

 ただその辺り、つまり、容貌だけの問題ではなくて、心根の問題としてそれらのことが本書ではうまく表現されているとは言えず、残念だ。

 もう少し編集の手が入ってもよかったかなと思う。

 おそらく多くの読者は安部公房の側から読むであろうから、その意味からすると、内容についてももう少し絞れるかなとも思う。

  客観的に言うと、文学者と愛人の問題とか、考察テーマはあるのかもしれぬが、まー、それは野暮というものであろう。



🐓

2020/05/01 21:53




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