遍 歴 🐤鳥の事務所PASSAGE店通信🐤
いったい何が起きたのか?
2026年2月26日(木)晴れ
「ふらここを 漕ぎ出し空を 遠くする」
—— 山口 誓子
(1938年(昭和13年)山口誓子第四句集『七曜(しちよう)』)
お久し振りです。昨日は大雨で夜は寒かったですね。余りの寒さに帰りに、コンビニで手袋を買った程でした。
1 PASSAGEで本が4冊売れる!
その後、どうしたかというと、生計を立てている仕事がやっと繁忙期を抜けたので、そろそろ、そもそもの本業(収入を得られないが本業)に戻ろうと思い、さて、どうしようかと迷走した挙句、ま、やっぱりトルーマン・カポーティ論に戻るかと思って、ちまちまと原稿を弄っていた頃、今まで鳴かず飛ばずだったのですが、突如、神保町のPASSAGEというシェア型ブックストアに置いてある本が4冊も売れたとのメールが届きました。
今、当棚は「三浦雅士を再発見する」というテーマで、三浦さんの御著書と、臆面もなく、自著『三浦雅士――人間の遠い彼方へ』を置かせていただいているのですが、そのうちの4冊が売れたとのことでした。
⑴ 三浦雅士『小説という植民地』1991年・福武書店。
⑵ 三浦雅士『自分が死ぬということ――読書ノート1978~1984』1985年・筑摩書房。
⑶三浦雅士・鑑賞執筆、年譜編集『現代の詩人11 大岡信』1983年・中央公論社。
と、ここまではいいのですが、なんと、⑷自著・鳥の事務所『三浦雅士――人間の遠い彼方へ』まで売れたとのことでした。恐らく同一の方だと推測いたしますが、本当にこんなご時世に(どんなご時世なんだ?)全くありがとうございました。
というのは、11月の終わりに今のラインナップにしたのですが、なかなか反応がなく、人生の厳しさを味わっておりました。
自著『三浦雅士』については、昨年11月23日の文フリで7冊お買い求めいただき、PASSAGEでは先日1冊買っていただいているので、これで都合9冊、世には羽搏いたことになります。だから、何という訳ではありません。
他にも関係者の方(?)などに勝手にご送付させていただいていたのですが、当たり前なのですが、ほとんど、というか全く、反応もなく、ま、こんなものか、ま、本を出せただけでも(と言っても自費出版ですが)、ありがたいと思わねばとも思っていました。
2 ゾンビー社員?
収入を得ている「本業」の方でも、昨年以来、役職を外されて、会社からも何の期待もされていないのだな、早く辞職すればいいのに、と会社や、周りの社員たちは考えているんだろうなと思っていました。
かと言っても収入が絶たれると非常に困るので、細々と、目立たないようにこそっと会社に行って、こそっと帰ってくる、という日常を過ごしていました。
何か世間では「静かな退職」という言葉があるそうですが、つまり、与えられたことだけをそつなくこなし、定時に即退社、飲み会など一切不参加、積極的な行動は一切しないというような「静かな退職」というよりは「ゾンビー社員」と言った方が的を射ている気もするのですが、ま、わたしとしても、そんな心境でした。
かと言って、文学の方で生計が立つはずもなく、非常厳しい局面に立たされています。
3 三浦さんからお手紙を頂く!
で、そんな矢先に、何と三浦さんから直接お手紙と、三浦さんお文章が掲載されている雑誌を、これまた突然いただきました。大変ありがとうございました。
というのは、昨年、文フリの翌日に、前橋文学館にて、三浦さんの講演会参加の折、直接、自著を手渡しすることができたのですが、その後、音沙汰がなかったので(そんなことは当たり前ですね)、ま、お忙しいのだろう、とか、もしかしたら、ちょっとお怒りになったかな(一部、批判する内容があるため)、とか、こういう頭のおかしい読者とは付き合いきれない、とか、思われていたのかなと、勝手に推測をしていました。
そのお手紙を、無断で、ここに引用するわけにはいきませんが、一応、文面からすると、怒ってはいらっしゃらないようでしたが、まだ、お読みになってないようですので、これから怒られるかもしれません(´;ω;`)ウゥゥ。
頂いた雑誌は以下の二冊です。
「詩人の現場――谷川俊太郎の流儀」/『大岡信研究』第十一号。
「気配の研究――ウェストールをめぐって」/『熱風』2026年2月号。
というような、ちょっと驚きの一日でした。
ま、そんな訳で、ちょっと頑張ろうかなと、思った次第です。
🐤



0 件のコメント:
コメントを投稿