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2018年2月1日木曜日

彷徨えるオランダ人

彷徨えるオランダ人 

2018年2月1日(木曜日) 晴れ後小雨、後雪になるでしょう。 












 本日はSCの初日だが、会社としてはもう関係ない。なんだかどうも。 
 TKのSSの結果を見にCKに行く。写真を撮ろうとすると動画になってしまい結構慌てた。GK者激減。 
 もう疲れた。帰宅の途に就く。 
 スーパー銭湯に行こうかと思ったが迷ったあげく脚はブックオフへ。 
 そんなわけでブックオフ巡り。 

■ブックオフ調布店。 

(1)小澤征爾・村上春樹『小澤征爾さんと、音楽について話をする』2011年・新潮社。 
 本当はこれのCD付きの版があった気がするが*。まーいいや。 

*ではなくCDのみだった。 

(2)穂村弘『短歌ください』2011年・メディアファクトリー。 
(3)穂村弘『手紙魔まみ、夏の引っ越し(ウサギ連れ)』2001年・小学館。 
 うーん、これを文学、文芸として評価するかは別として、或る種の時代の呟きだな、とは思う。 

(4)蓮實重彦「伯爵夫人」所収の『新潮』2016年4月号。 
 旧刊の雑誌を買うのが好きで、ときどき掘り出し物がある。と思ったらあとで驚くべき事態が。 

(5)佐藤可士和『佐藤可士和さん、仕事って楽しいですか?』2013年・宣伝会議。 
(6)ロナルド・ドーア『誰のための会社にするか』2006年・岩波新書。 
(7)佐藤優『いま生きる「資本論」』2014年・新潮社。 
 これらはいずれも執筆中の「人間の労働――労働倫理学序説」のためである。 

■古書店 円居まどい 

(8)西部邁『昔、言葉は思想であった――語源からみた現代』2009年・時事通信社。 
 死を悼んで読み直している。 

(9)佐伯啓思『「欲望」と資本主義』1993年・講談社現代新書。 
 以前、大澤真幸さんが薦めていたのを思い出して。 

(10)秋山駿『内部の人間』1967年・南北社。 
(11)秋山駿『無用の告発』1969年・河出書房新社。 
 何かの折りに秋山さんの小林秀雄論に接し*、これは避けて通れないと思ったが、そう思った割りには、なかなか辿り着けない。 

*秋山駿『魂と意匠――小林秀雄』1985年・講談社。 

(12)カール・ポランニー『人間の経済Ⅱ』1977年/1980年・岩波現代選書。 
 先日Ⅰを買った。なぜか偶然Ⅱを発見した。「人間の労働 The Labor of Man」の大本である。 

■ブックオフ稲田堤店 

(13)姜尚中『逆境からの仕事学』2016年・NHK出版新書。 
(14)池田信夫『日本人のためのピケティ入門』2014年・東洋経済新報社。 
 これらも「人間の労働」のため。 

(15)『伊東静雄詩集』1957年・新潮文庫。 
 以前、江藤淳の「伊東静雄の詩業について」*という小文を読み、心に残っていた。 

*江藤淳「伊東静雄の詩業について」/『現代詩手帖』1965年8月号/『江藤淳著作集 続2 作家の肖像』1973年・講談社。 

(16)穂村弘『人魚猛獣説』2009年・かまくら春秋社。 
 これはいささか謎の本だが、なにせ「かまくら春秋社」なる、これまた謎の書肆故に、この機会を逃すと手に入らないのでは、と思い入手。 

(17)大野晋・丸谷才一・大岡信・井上ひさし『日本語相談』一・二・1989年~1990年・朝日新聞社。 
 この錚錚たるメンバーズを見よ、という感じだが、もうそれだけで御釣りがくるね。文章を書いていると、しばしば、はてな?  と思うことがある。それに答えてくれそうだ。  

(18)『文学』第6巻第1号・1995年1月・岩波書店。 
 特集は男色でほとんど興味がないが、浅田君と中沢くんが載ってたので。 

(19)『ちくま日本文学全集――江戸川乱歩』1991年・筑摩書房。 
  
(20)蓮實重彦『伯爵夫人』2016年・新潮社。 
 単行本ゲット。まーそういうものか。 

 というわけだ。一体わたしは何がしたいのか? やはりスーパー銭湯に行くべきだったのか。 

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