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2018年2月27日火曜日

網野善彦著作一覧

網野善彦  著作一覧 




網野 善彦(あみの よしひこ、1928年(昭和3年)1月22日 - 2004年(平成16年)2月27日)は、日本の歴史家。専攻は中世日本史。日本の歴史の常識を根底から覆す数々の視点を提起した。その学説は一般に「網野史学」と呼ばれている。

単著 
 ■『中世荘園の様相』(塙書房、1966年) 
 ■『蒙古襲来(上・下)』(小学館『日本の歴史 第10巻』所収、1974年/小学館ライブラリー、1992年/上下合冊で小学館文庫) 
 ■『中世東寺と東寺領荘園』(東京大学出版会、1978年) 
 ■『無縁・公界・楽――日本中世の自由と平和』(平凡社、1978年/増補版、1987年/平凡社ライブラリー版、1996年) 
 ■『日本中世の民衆像――平民と職人』(岩波書店[岩波新書]、1980年) 
 ■『東と西の語る日本の歴史』(そしえて、1982年/講談社[講談社学術文庫]、1998年) 
 ■『日本中世の非農業民と天皇』(岩波書店、1984年) 
 ■『中世再考――列島の地域と社会』(日本エディタースクール出版部、1986年/講談社[講談社学術文庫]、2000年) 
 ■『異形の王権』(平凡社、1986年/平凡社ライブラリー版、1993年) 
 ■『日本社会と天皇制』(岩波書店[岩波ブックレット]、1988年) 
 ■『日本論の視座――列島の社会と国家』(小学館、1990年/小学館ライブラリー版、1993年) 
 ■『日本の歴史をよみなおす』(筑摩書房、1991年/正続合冊でちくま学芸文庫、2005年) 
 ■『日本中世土地制度史の研究』(塙書房、1991年) 
 ■『海と列島の中世』(日本エディタースクール出版部、1992年/講談社[講談社学術文庫]、2003年) 
 ■『職人歌合』(岩波書店、1992年) 
 ■『海から見た日本史像――奥能登地域と時国家を中心として』(河合文化教育研究所、1994年) 
 ■『日本社会再考――海民と列島文化』(小学館、1994年) 
 ■『中世の非人と遊女』(明石書店、1994年/講談社[講談社学術文庫]、2005年) 
 ■『悪党と海賊――日本中世の社会と政治』(法政大学出版局、1995年) 
 ■『日本中世都市の世界』(筑摩書房、1996年/ちくま学芸文庫、2001年/講談社学術文庫、2013年) 
 ■『日本中世史料学の課題――系図・偽文書・文書』(弘文堂、1996年) 
 ■『中世的世界とは何だろうか』(朝日新聞社[朝日選書]、1996年/朝日文庫、2014年) 
 ■『日本中世に何が起きたか――都市と宗教と「資本主義」』(日本エディタスクール出版部、1997年/洋泉社[洋泉社MC新書], 2006年) 
 ■『海の国の中世』(平凡社[平凡社ライブラリー]、1997年) 
 ■『日本社会の歴史(上・中・下)』(岩波書店[岩波新書]、1997年) 
 ■『日本中世の百姓と職能民』(平凡社、1998年/平凡社ライブラリー版、2003年) 
 ■『海民と日本社会』(新人物往来社、1998年) 
 ■『古文書返却の旅――戦後史学史の一齣』(中央公論新社[中公新書]、1999年) 
 ■『「日本」とは何か』(講談社、2000年/講談社学術文庫, 2008年) 
 ■『歴史としての戦後史学』(日本エディタースクール出版部、2000年/洋泉社[洋泉社MC新書]) 
 ■『歴史を考えるヒント』(新潮社[新潮選書]、2001年) 
 ■『中世民衆の生業と技術』(東京大学出版会、2001年) 
 ■『宮本常一「忘れられた日本人」を読む』(岩波書店、2003年/岩波現代文庫、2013年) 
 ■『甲斐の歴史をよみ直す』(山梨日日新聞社 2003年) 
 ■『里の国の中世――常陸・北下総の歴史世界』(平凡社[平凡社ライブラリー]、2004年) 
 ■『列島の歴史を語る』(本の森, 2005年/ちくま学芸文庫、2014年) 
  
共著 
 ■(阿部謹也・石井進・樺山紘一)『中世の風景(上・下)』(中央公論社[中公新書]、1981年) 
 ■(阿部謹也)『中世の再発見――対談 市・贈与・宴会』(平凡社、1982年/平凡社ライブラリー版、1994年) 
 ■(上野千鶴子・宮田登)『日本王権論』(春秋社、1988年) 
 ■(谷川道雄)『交感する中世――日本と中国』(ユニテ、1988年) 
 ■(川村湊)『列島と半島の社会史――新しい歴史像を求めて』(作品社、1988年) 
 ■(森浩一)『馬・船・常民――東西交流の日本列島史』(河合出版、1992年/講談社[講談社学術文庫], 1999年) 
 ■(鶴見俊輔)『歴史の話』(朝日新聞社、1994年) 
 ■(司馬遼太郎)『東と西――対談集』(朝日新聞社[朝日文芸文庫]、1995年) 
 ■(宮田登)『歴史の中で語られてこなかったこと――おんな・子供・老人からの「日本史」』(洋泉社、1998年) 
 ■(イマニュエル・ウォーラーステイン原著・二宮宏之・川勝平太・榊原英資・山内昌之)『海から見た歴史―ブローデル『地中海』を読む』(藤原書店、1999年、ISBN 489434033X) 
 ■(宮田登)『神と資本と女性――日本列島史の闇と光』(新書館、1999年) 
 ■(笠松宏至)『中世の裁判を読み解く』(学生社、2000年) 
 ■(伊藤雅俊・斎藤善之)『「商い」から見た日本史――市場経済の奔流をつかむ』(PHP研究所、2000年) 
 ■(石井進)『米・百姓・天皇――日本史の虚像のゆくえ』(大和書房、2000年) 
 ■(森浩一)『この国のすがたを歴史に読む』(大巧社, 2000年/改題『この国のすがたと歴史』朝日新聞社, 2005年) 
 ■(田中優子・樺山紘一・成田龍一・三浦雅士・姜尚中・小熊英二)『「日本」をめぐって――網野善彦対談集』(講談社、2001年) 
 ■(横井清)『都市と職能民の活動』(中央公論新社、2003年) 
 ■(吉本隆明・川村湊)『歴史としての天皇制』(作品社, 2005年) 
  
編著 
 ■『職人と芸能』(吉川弘文館、1994年) 
  
共編著 
 ■(石井進)『中世都市と商人職人』(名著出版、1992年) 
 ■(木下忠・神野善治)『海・川・山の生産と信仰』(吉川弘文館、1993年) 
 ■(川添昭二)『中世の海人と東アジア――宗像シンポジウム2』(海鳥社、1994年) 
 ■(石井進)『信仰と自由に生きる』(新人物往来社、1995年) 
 ■(石井進)『蝦夷の世界と北方交易』(新人物往来社、1995年) 
 ■(石井進)『日本海交通の展開』(新人物往来社、1995年) 
 ■(石井進)『内海を躍動する海の民』(新人物往来社、1995年) 
 ■(後藤宗俊・飯沼賢司)『ヒトと環境と文化遺産――21世紀に何を伝えるか』(山川出版社、2000年) 
 ■(石井進)『北から見直す日本史――上之国勝山館跡と夷王山墳墓群からみえるもの』(大和書房、2001年) 
 ■(樺山紘一・宮田登・安丸良夫・山本幸司)『岩波講座天皇と王権を考える(全10巻)』(岩波書店、2002年-2003年) 
  
著作集 
 ■『網野善彦著作集』(岩波書店・全18巻+別巻、2007年-2009年) 
  編集委員:稲葉伸道・桜井英治・盛本昌広・山本幸司  
 •1巻「中世荘園の様相」  
 •2巻「中世東寺と東寺領荘園」 
 •3巻「荘園公領制の構造」 
 •4巻「荘園・公領の地域展開」 
 •5巻「蒙古襲来」 
 •6巻「転換期としての鎌倉末・南北朝期」 
 •7巻「中世の非農業民と天皇」 
 •8巻「中世の民衆像」 
 •9巻「中世の生業と流通」 
 •10巻「海民の社会」 
 •11巻「芸能・身分・女性」 
 •12巻「無縁・公界・楽」 
 •13巻「中世都市論」 
 •14巻「中世史料学の課題」 
 •15巻「列島社会の多様性」 
 •16巻「日本社会の歴史」 
 •17巻「<日本>論」 
 •18巻「歴史としての戦後史学」 
 •別巻「索引ほか」、2009年12月、最終配本 
  


受賞 
 ■第43回毎日出版文化賞 •絵本『瓜と龍蛇 いまは昔 むかしは今』(網野善彦+大西廣+佐竹昭広=編集委員、福音館書店) 
  
■第46回毎日出版文化賞特別賞 •ビデオブック『大系日本歴史と芸能 全14巻』(網野善彦+小沢昭一+服部幸雄+宮田登+大隅和雄+山路興造=編集委員、平凡社+日本ビクター) 
  



  

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