遍 歴 ~98~
水深1000メートル
2017年10月11日(水曜日)曇り 暑い
相変わらず休み明けはキツイ。たった一日で気圧が全く違う。水深で言うと1000メートルぐらい違う。目玉が飛び出て肺が破裂しそうだ。気圧が重い、というよりも軽いのか。ま、どっちでもいいか。
休みの日に憑依かれたように原稿書きに没頭するのはいいのだが、社会復帰がこの上なく困難になる。
これを避けるためには会社を辞めるか、休みなしに半永久的に会社に行き続けるかしかない、のか? 別稿でも触れたが、以前は後者のパターンで休みが半年に一回しかないとか、狂気の沙汰というしかない行動をとっていた。
病みが嵩じてくると駄目だ駄目だと思いつつも、ついDKに逃げる。全く持って時間の無駄だ。
寝ている間に執筆内容を思いつくことがある。
今朝がた思い付いたのは「人間失格マラソン」と「無能といふこと」の二つだが、正確に言うと今日思いついた訳ではなく、思い出しただけだ。なんだかよく分からないが、大体思いつくのは題名だけである。
前者は 、太宰の『人間失格』と「走れメロス」、及び宮澤賢治の「蜘蛛となめくじと狸」の三人がしていたという「地獄行きのマラソン競争」について論じるものなのだろう。 なんとなくのイメージは、人間失格的な人が地獄行きのマラソン競走のように社会の競争に巻き込まれるとどうなるか、ということなのかも知れない。本人にも分からない。これが無意識ということか?
後者は無論、小林秀雄の「無常といふこと」とつげ義春の漫画「無能のひと」 の合体なのか。基本的にはつげ義春論になるのだと思うが、結局はよく分からない。
月曜日は出社したが日、火と休みだったのでまーまーいい感じで原稿書きが進んだ。
ただ謎の疲労感に襲われて夏休みの時のように8時前には起きて9時ぐらいから読書なり、原稿書きなりができればよいのだが、昨日も何故か疲れ果てて起きたのは12時過ぎだった。
そもそも断酒をして鉄壁の構えで臨むのにもかかわらず読書をしていると簡単に意識を失うのである。何故だろう。
20171011 12:52ー20171012 01:23
🐣
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