↗加藤典洋を読む↗
『もう護憲では足りない。左折の改憲を』
■加藤典洋『戦後入門』
■2015年10月10日・ちくま新書(筑摩書房)。
■長篇評論(戦後史・国際政治・現代思想)。
■2015年10月20日読了。
■採点 ★★★☆☆。
残念ながら喫緊の情勢下におけるアクチュアルな提言として考えれば、長過ぎるし、厚過ぎる。タイトルもいかがなものかと思う。
これは憲法第9条の改正案について触れられた最終章を切り離し、さらに圧縮して100ページ足らずの小冊子の形で刊行すべきだ。題名も『もう護憲では足りない。左折の改憲を』 とする。
そしてそれとは別に本書を発刊すればよかったのでは。
ヴォルフガング・シュベルブシュ『敗北の文化』法制大学出版局。p.81
ウィルソン p.169
0 件のコメント:
コメントを投稿