遍 歴
今後支払うべき金額の巨額さに驚愕する
2016年7月12日(火曜日)晴☀ 暑い
長女の学費の借金のため八王子の旧市街に行く。今後支払うべき金額の巨額さに驚愕する。一体全体どうやって生活していくのか。暗然とする。
金がないにも関わらず、交通費もないのに行かねばならず困る。
労金に寄った後ぶらぶらする。
八王子駅前の富士蕎麦で富士蕎麦スペシャル(?)*というのを喰う。後悔する。冷やし蕎麦に温泉卵は合わない。紅生姜のかき揚げ天そばにすれぱよかった。
*天かす、温泉卵、カニかま、キュウリ、揚げ、だったかな。要するに狸と狐の合体ということか。
以前、喫茶店「田」のあったビルの辺りに「globe」なるカフェレストラン(?)が出来ている。よさげな感じだった。今度入ってみよう。
まつおか書房の専門書 の方が閉店のようだ。なかなか大変のようだ。
佐藤書房。専門店というわけではないがブックオフにはない品揃えでいい感じだ。吉本さんの全著作集の後期の三冊とか『甦るヴェイユ』の単行本とか迷ったが買わず。古雑誌を見ていて吉本さんの「南島論」のシンポジウムが掲載されている『文藝』(1989年春号)を買った。105円だった。つまり、消費税5%の時代から売れ残っていたのか*。
*ちなみにこのような古雑誌を買うのが好きだ。「文藝時評」ならぬ「文藝古評」のようなものをやると面白いかな。
くまざわ書店の本店でPR誌*を何冊かもらい、ブックオフの八王子店、京八の駅ビルの文教堂、聖蹟桜ヶ丘のブックオフ、くまざわ書店などを梯子するも、なにも収穫はなし。
*①『青春と読書』2016年7月号・集英社(姜尚中のインタビュウ掲載)。
②『本の窓』2016年7月号・小学館(鷲田清一の連載エッセイ「使用論ノート」掲載)。
③『図書』2016年7月号・岩波書店(加藤典洋と石内都の対談「苦しみも花のように静かだ」、柄谷行人の連載エッセイ「思想の散策」掲載。ちなみに『図書』の広告によると8月4日に加藤の新刊『災後と戦後』が刊行されるらしい。買わねば)。
④『波』2016年7月号・新潮社(蓮實重彦『伯爵夫人』刊行記念で筒井康隆と黒田夏子がエッセイを寄せている。辻原登が書評を。そして大澤真幸が連載エッセイ「山崎豊子の〈男〉」となる。そして広告によれば増田俊也が木村政彦について語る『本当の強さとは何か』が7月15日に刊行される)。というわけでこれで講談社の『本』とか、筑摩書房の『ちくま』が入ると完璧だった。残念。
ところで以前から、各出版社がただ同然で書店に置いている、この種のPR 誌についてきちんと批評すべきだと思っている。時期にもよるが連載陣の最強ぶりでは講談社の『本』は強い。詳しくは別稿にて。
この続きは翌日分へ。
20160714 02:24
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