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2022年6月15日水曜日

ついに最後のDubliners が旅立ちました!

 

🐤鳥の事務所PASSAGE店通信🐤

◎総特集=「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』100年!」

ついに最後のDubliners が旅立ちました!

 

皆さん、今日は。「鳥の事務所」です。一挙に2冊お買い上げ頂きました。これで開棚以来10冊お買い上げいただいたことになります。誠に有難う御座いました。

お買い上げ頂いたのは

ジョイス『ダブリンの市民』結城英雄訳・岩波文庫、です。




ジョイス唯一の短篇連作集。集英社版『ユリシーズ』の鼎訳(丸谷・永松・高松)の解説者にして、サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞作『「ユリシーズ」の謎を歩く』(1999年・集英社)で名高いジョイス学者(前・日本ジェイムズ・ジョイス協会会長)による希少の翻訳。各章扉に付されたダブリンの写真が楽しい。

そして、その結城英雄の手になるジョイス入門書。

結城英雄『ジョイスを読む』集英社新書。



集英社版『ユリシーズ』の鼎訳(丸谷・永松・高松)の解説者にして、サントリー学芸賞(社会・風俗部門)受賞作『「ユリシーズ」の謎を歩く』(1999年・集英社)で名高いジョイス学者のジョイス入門書の決定版。一般向けの入門書はこれしかない。ジョイスの生涯、ジョイスの作品解説、そして、その文学的評価まで扱う。これさえ読めば、仮に『ユリシーズ』を読んでいなくても、今日から、あなたもにわかジョイシアン!

以上のようなラインナップでした。

 

という訳で、いよいよ6月16日が近づいてきました。『ユリシーズ』を読むなら今しかありません(そんなことはないか?)!

是非、『ユリシーズ』をお手に取ってみてください。

それでも、開巻1ページ目から挫折してしまった方には、とても優秀な水先(チチェ)案内人(ローネ)がいらっしゃいます。それも複数。かく言うわたしもこの方々がいなければ、とっくのとうに読むのをやめていたことでしょう。つまり、なんらかの縛りは必要だということです。あとは無理に全部読もうとせず、各挿話を比較的念入りに読むということですね。以下敬称略です。

①「22Ulyssesージェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』への招待」全22回開催・2022年2月2日から1216日までon lineにて実施・発起人:田多良俊樹、河原真也、桃尾美佳、小野瀬宗一郎、南谷奉良、小林広直、田中恵理、平繁佳織、永嶋友、今関裕太、宮原駿、湯田かよこ、新井智也。

②「2022年の『ユリシーズ』スティーヴンズの読書会」全18回(?)開催・2019616日から・現在はon lineにて実施・主催者: 南谷奉良・小林広直・平繁佳織。

On lineによる読書会ですが、どちらかというと公開講義に近いのですが、毎回、驚天動地の講義と、そして質問を通じて、専門家、素人、合い交えて、相当熱い論戦が繰り広げられています。是非アクセスしてみてください。

①は月に2回、隔週の金曜日の20時から22時まで、は隔月の日曜日の13時半から17時半まで開講されます(と言っても、はあと1回しかありませんが)。次回の予定は以下の通りです。

   6月17日(金)20002200 第9挿話を扱います。こちらをご覧ください。 出版100周年特別企画:2022年×全22回のオンラインイベント - 日本ジェイムズ・ジョイス協会 (joyce-society-japan.com)

② 6月26日(日)13301730 第18挿話を扱います。こちらをご覧ください。☛ ジェイムズ・ジョイス研究 - STEPHENS WORKSHOP (stephens-workshop.com)

 

 

 

 

 

 

 

PASSAGE by ALL REVIEWS

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東京都千代田区神田神保町1-15-3

サンサイド神保町ビル1F

 

当面の特集は

「ジェイムズ・ジョイス『ユリシーズ』100年!」ということで、ジョイス関係の本になります。

 

詳細は以下をごらん下さい。

鳥の事務所 | PASSAGE by ALL REVIEWS

 

皆さま、どうか宜しくお願いいたします。

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