ドストエフスキー 著作一覧
フョードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー(Фёдор Миха́йлович Достое́вский 1821年11月11日〔ユリウス暦10月30日〕 - 1881年2月9日〔ユリウス暦1月28日〕)は、ロシア帝国の小説家・思想家である。代表作は『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラマーゾフの兄弟』など。レフ・トルストイ、イワン・ツルゲーネフと並び、19世紀後半のロシア小説を代表する文豪である。ドストエフスキーの著作は、世界中で読まれ、アレクサンドル・ソルジェニーツィンやアントン・チェーホフ、フリードリヒ・ニーチェ、ジャン=ポール・サルトルなどの多くの作家に影響を与えた。ドストエフスキーの著書は170以上の言語に翻訳されている。死去するまでに残した著作は全部で35篇で、短編も多く出している。
1841年『マリヤ・ステュアルト』(Мария Стюарт)
『ボリス・ゴドゥノフ』(Борис Годунов)
『ユダヤ人ヤンケリ』(Жид Янкель)(いずれも現存せず)
1846年『貧しき人びと』(Бедные люди)
『分身』(Двойник)
『プロハルチン氏』(Господин Прохарчин)
(以下の二作品は現存せず)『剃り落とされた頬髯』、『廃止された役所の話』
1847年『九通の手紙にもられた小説』(Роман в девяти письмах)
『ペテルブルグ年代記』(Петербургская летопись)
『家主の妻』(Хозяйка)
1848年『他人の妻』
『弱い心』(Слабое сердце)
『ポルズンコフ』(Ползунков)
『世なれた男の話』(のちに改稿の上『正直な泥棒』(Честный вор)と改題)
『クリスマス・ツリーと結婚式』(Елка и свадьба)
『白夜』(Белые ночи)
『嫉妬ぶかい夫』(のちに『他人の妻』と合わせて『他人の妻とベッドの下の夫』(Чужая
жена и муж под кроватью)と改題)
1849年『ネートチカ・ネズワーノワ』(Неточка Незванова)
1857年『小英雄』(Маленький герой)
1859年『伯父様の夢』(Дядюшкин сон)
『ステパンチコヴォ村とその住人』(Село Степанчиково и его
обитатели)
1860年『死の家の記録』(Записки из мёртвого дома)
1861年『虐げられた人びと』(Униженные и оскорбленные)
『ペテルブルグの夢―詩と散文』(Петербургские сновидения
в стихах и в прозе)
1862年『いまわしい話』(Скверный анекдот)
1863年『冬に記す夏の印象』(Зимние заметки о летних впечатлениях) ヨーロッパ滞在経験が主となっている。
1864年『地下室の手記』(Записки из подполья)
1865年『鰐』(Крокодил)(未完)
1866年『罪と罰』(Преступление и наказание)
『賭博者』(Игрок)
1868年『白痴』(Идиот)
1869年『大いなる罪人の生涯』(創作ノート)
1870年『永遠の夫』(Вечный муж)
1871年『悪霊』(Бесы)
1873年『ボボーク』(Бобок)※
1875年『未成年』(Подросток)
1876年『キリストのもみの木祭りに行った男の子』(Мальчик у Христа на
ёлке)※
『百姓マレイ』(Мужик Марей)※
『百歳の老婆』(Столетняя)※
『やさしい女』(Кроткая)※
1877年『おかしな人間の夢』(Сон смешного человека)※
1880年『カラマーゾフの兄弟』(Братья Карамазовы)
注:題名に「※」をつけてある作品は、『作家の日記』(Дневник писателя)に収録された短編。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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