遍 歴
巡る、巡るよBOOK OFF
或いは久しぶりの外出
2021年3月13日(土曜日) 大雨☔、雷⚡その②
ただし、こちらは新訳版。 「人生は短く金はすくない。」
――ベルトルト・ブレヒト『三文オペラ』千田是也訳。
てなわけで、5日ぶりぐらいで外に出る。
ローソンで『朝日』(書評欄のため)と『週刊プレイボーイ』(東浩紀のインタビュウのため)を買う。
TKIBBO。
まずは①~⑥の村上ものだが、すべて読了済みで所有もしているが事情があってこうなった。
①村上春樹・糸井重里『夢で会いましょう』1981年/1986年・講談社文庫。……文庫版では削除された「バー・トーク」という作品が好きだった。
②ル=グイン、シンドラー絵、村上春樹訳『空飛び猫』1988年/1993年/1996年・講談社文庫。……後半の3作を読んだばかりだ。
③村上春樹・安西水丸『村上朝日堂はいかにして鍛えられたか』1997年・朝日新聞社。
④村上春樹『約束された場所で――undergraound 2』1998 年・文藝春秋。
⑤村上春樹・佐々木マキ『羊男のクリスマス』1985年・講談社。……今話題のユニクロの羊男ピンズの出典はこれである。
⑥村上春樹・フジモトマサル『村上さんのところ』2015年・新潮社。……コンプリート版の電子版を買ってしまうかもしれない。
⑦檜垣立哉『ドゥルーズ――解けない問いを生きる』2002年・シリーズ・哲学のエッセンス・NHK出版。
⑧丸山健二『人生なんてくそくらえ』2012年・朝日新聞出版。……丸山の小説は残念ながら面白くないのだが、以前『まだ見ぬ書き手へ』というエッセイに励まされた記憶がある。
以下の2著は『友だち幻想』で(一部で)注目を集めている筆者のものだが、惜しむらくは先年亡くなったとのことである。
⑨菅野仁『ジンメル・つながりの哲学』2003年・NHKブックス。
⑩菅野仁『教育幻想』2010年・ちくまプリマ―新書。
⑪岩波文庫編集部編『ことばの花束――岩波文庫の名句365』1984年・岩波文庫。……日記(これね)に毎日引用すると勉強になるかと思って(早速今日はブレヒトの『三文オペラ』という、ほっといたら絶対読まない作品から)。
⑫武田百合子・野中ユリ画『ことばの食卓』1984年/1991年・ちくま文庫。……筆者は武田泰淳のパートナー(本には「夫人」となっているが、こういうのは今後困る)にして『富士日記』で知られるエッセスト。実は密かに食、食事、食文化ものを集めている。野中ユリさんの挿絵(銅版画)が素晴らしい。
⑬トルーマン・カポーティ『夜の樹』1945~73年/川本三郎訳・1994年・新潮文庫。……必要があって。
⑭野口悠紀雄『「産業革命以前」の未来へ』2018年・NHK出版新書。……ご存じ「55年体制」や「バブル経済」という術語を作った、とても偉い臨床経済学者。久し振りに買った。
久しぶりに歩いたので体中が痛い。
今に至る。
🐤
2021/03/13 22:10
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