加藤典洋、恐るべし!
加藤典洋『村上春樹の短編を英語で読む1979~2011』
■加藤典洋『村上春樹の短編を英語で読む1979~2011』2011年8月25日・講談社。
■講義録(現代日本文学・現代思想)。
■2019年9月11日読了。
■採点 ★★★★★
まさに、加藤典洋、恐るべし、と言わしめる記念碑的大著である。
本著については詳細な追記することになろうが、とりわけ、そこに戦後思想(加藤の用語で言えば「戦後的思考」というべきか)の残影、残響を認める「かえるくん、東京を救う」の詳細な読解には脱帽するしかない。
ただ、題名については誤解を生むので、単に『村上春樹の短編小説を読む』でよいと思う。
🦉
2019/09/12 1:39
0 件のコメント:
コメントを投稿