逃亡の一日
2017年3月19日(日曜日)晴れ 暖かい。コート着ていると暑い。
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| 多摩中央公園、今日は行ってないけどね。 |
昨夜のことはほとんど覚えていないが、やっとのことで京王パスポートカードに入った。少し嬉しい。残念ながらMMTさんは不在。
本来休みだが、事情があって出勤。
微妙に疲れた。12時ぐらいに終わったのだが、コンビニでレトルトカレーとチンするごはん、ゲンコツコロッケ、コールスローサラダなどを買って、喰う。
KSのPC からタブレットに一部データを移す。そうこうしているうちにもう4時。意味不明。山のように仕事があったがとうにやる気を失って、帰宅の途に着く。後悔する。
ウルトラ久しぶりにbookoff稲田堤店に行く。 まーまーいい感じの掘り出し物。
①堀江敏幸『燃焼のための習作』講談社文庫。
『雪沼とその周辺』がとても秀逸。
②穂村弘『にょっ記』文春文庫。
なにかを以前読んでとても面白かった。今は亡きフジモトマサルさんのイラストが少し悲しい。
③クラフト・エヴィング商會『クラウド・コレクター[手帖版]』ちくま文庫。
未知の体験だ。まだ読んだことがないが、これは何だろう、という感じだ。
④杏『杏のふむふむ』ちくま文庫(解説・村上春樹)。
まー、解説を読むため、というところか。杏さん、ごめんなさい。時間があれば読みます。
⑤辻井喬『叙情と闘争――辻井喬・堤清二回顧録』中央公論新社。
実は、ここ10本ぐらい連続でアップしているのは古いパソコンから発掘されたものだ。そのなかに同著者の『本のある自伝』があり、辻井のことを思い出した次第である。これは多分持っているはずだが、探せないと判断した。
⑥みうらじゅん『グレイト余生』ヌーベルグー。
これは彼の日記である。
みうらじゅんについてはいずれ論じる必要がある。以前日曜日の深夜に(だったと思う)「しんぼるズ」という謎の番組があり、冒頭、みうらの蘊蓄が滔々と語られるが、相方のMEGUMIもほとんど聞いておらず、結局カットされるというもので、とても好きだった。「タモリ倶楽部」に似ているが、よりエッジが効いていた。日曜の深夜に、流石に誰も見ないだろうな、と思っていたら、呆気なく終わってしまった。「今週の確チン犯」や「2乗の歌」、テーマソングの「男キッス」でカヴァーガールが踊るのも良かった。放送復活を強く望む。
全くどうでもよいが、みうらの再婚相手が歌手のbirdだと今回初めて知った。
以上のような、よく分からないラインナップだ。相変わらず熊野純彦の哲学書、略して熊本*は全くない。一体どうなっているのだろうか。別にどうもなってないのか。
*無論、「くまもと」ではなく「くまぼん」と読む。
もうこの段階で、何故だか疲れ果てていて、配偶者とJJの3人で飯を喰うことに。CJはSK、SJはGSの練習で不在。
その前に多摩センのアートマンで、北星鉛筆の「大人の鉛筆」のクリップつきのものを衝動買いする。ついでに芯も(ただし芯は三菱)。
というのは、話せば長いことながら(うそうそ)、読書の際の線引きのために赤鉛筆を使っているのだが、キャップがどっかに行ってしまうので、2ミリ芯(つまり鉛筆の芯の太さと同じ)のシャーペンはないかと思っていると、北星鉛筆という老舗が出していて買った。しかしながら、クリップがないのが玉に傷で、胸ポケットや本のカヴァーに指せないのでとても不便だった。やむなくドイツの、これも老舗のステッドラーが製図用のものを出していてそれを半年ぐらい使っていたのだが、少し重く、そして冷たいので、木製のものがいいなと思い、今日ここに至る、というわけだ*。
*この項については別項にて詳述するやも知れぬ。
そのあと、回転寿司に行って食べたが、今一だった。明らかにわたしには西友や京王のスーパーで売られているものの方が美味いと感じられた。世の中間違ってないか。
というわけで、今に至り、全く読書進まず。
SGTのことやSKのことなど考えねばならぬことから視線を避けている。逃げたい。逃げ出したい。
どうでもよいが『猿の軍団』のテーマが脳裏に流れる。 、、、。

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