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2017年1月24日火曜日

漫画『ダンジョン飯』とサントリーの高級ウィスキー「知多」

  
  遍 歴  

漫画『ダンジョン飯』とサントリーの高級ウィスキー「知多」 


2017年1月17日(火曜日)  


 かなり疲れている。どこかに行こうという意慾がまったく湧かない。 
 年末から正月明けまで戦火が続く。まだ戦闘中だ。 

 この期間の収穫は超久しぶりに実家に帰ったことと、九井諒子さんの漫画『ダンジョン飯』が面白かったのとサントリーの高級ウィスキー「知多」がとてもうまかったことか。  
 戦闘が続くと思考力や集中力が低下して読書が困難になる。無論飲酒もその原因の一端ではあるが、それは早く寝ないと朝早く起きられないため、飲酒することになる。しかし、それでかえって睡眠時間が減ることにもなるのでどっこいだ。 
 そんなわけで漫画を読むかネットを観るかということになるが、今回は『真田丸』を全部観たいと思ったが中古はまだ高く、レンタルもまだされていない。結局12 
月31日の夜、聖蹟桜ヶ丘の街を彷徨い、何だかよく分からないが、ブックオフで漫画を久し振りに買う(そもそもブックオフに行くのも半年ぶり)。『美味しんぼ』と『バガボンド 』の未読分とその他様々。前2者については物語的には既に山場*を越えてしまっている。無理矢理続けているという印象しかない。あの『巨人の星』がたかだか19巻足らずであの濃密な物語世界を構築しているのに比べるとやはり冗長といわざるを得ない。  

 *前者の山場は、それでもかなり遅く(本来は一回読み切りのエピソードの集まりだからだが)、山岡とゆう子が結婚する前後、山岡と雄山が和解するかしないか、という辺り、とりわけ、雄山が事故に遭い、山岡が雄山に代わって美食倶楽部の指揮をとるなかで、雄山のことを「おやじ」と呼ぶシーンか。  
 後者の山場はかなり早い時期に来る。記憶が曖昧だが、恐らく柳生一門との戦い、あるいは槍の宝蔵院との戦い、あたりが山場だったと思う。つまりは6巻か7巻あたりだ。  

 と云っても正月中は全く読むひまがなく、結局読み終えたのは大分後のことだが。 
 さて、そこで感心したのが九井諒子さんの『ダンジョン飯』だ。 





 要するにゲームやファンタジー小説に多く見られる地下迷宮(ダンジョン)で戦う冒険者たちは一体何を食べて冒険を続けているのであろう、という根本的な問題を、現地調達、つまりダンジョンに棲息するモンスターを食べてしまえばいい、という解決策を提示し、なおかつ、日本の漫画界では、ほぼ必殺のグルメの要素を入れているということだ。つまりは『ドラゴンクエスト』と『クッキング・パパ』を混ぜた、という感じか。 
 筆者の画力もストーリー展開も申し分ない。とても面白い。強いて言うならキャラが弱いか、といったぐらいだが、まーご愛嬌というところだろう。 
 しかしながら、なぜ私が個人的にこの漫画に魅かれるのかというと、多分ダンジョン、というか、どこかを探って深く深く掘っていくという物語形式に私の心がなぜか反応するようだ。  
 そんなわけでその後2巻と3巻も新刊で買ってしまったぐらいである。 

 サントリーのウィスキー「知多」については、特に意図したわけでもなかったが、ウィスキーというものはこんなにも旨いものなのかと蒙を啓かれた。ほぼ同時期に「山崎」も飲んだが、よく分からないが「知多」の方が旨いと思った。 

 実はこの段階ではミニ瓶で飲んでいるのだが、そんなわけでレギュラーサイズのものを買おうと思ったが、流石に分を失していると思い、買ってない。なにかお祝いがあれば買おうと思う。 

                          20170124執筆 

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