生きる、ということから無限に遠ざかっていく時間だ。

　遍　歴　　　 

生きる、ということから無限に遠ざかっていく時間だ。 

2016年10月12日（水曜日）晴れ     台風20号は何処に行った？ 

     

　 

夕日の沈む多摩中央公園

　久し振りに日記を書く。夏の疲労と土日の、あるいは土日月（祝日）の疲弊が累積して、肉体的に あるいは精神的に病んでしまった。 

　そんなこともあり、 結論は分かっていたのだが、ＤＡＫにはまってしまった。この間1ヶ月余り、時間と金の浪費をしてしまった。金については今回は5千円ほどつぎ込んだか。 

　それよりも時間の消耗の仕方が半端なかった。 蟻地獄のような消耗だった。 

　生きる、ということから無限に遠ざかっていく時間だ。 

　私はギャンブルの類いを一切やらないが、ドストエフスキーや沢木耕太郎などのギャンブル小説を読むと、ギャンブルには精神的な高揚感はあるいは、生きることのある極点を極めたものがあるかもしれぬが、今回のこれには高揚感はおろか、砂つぷのように時間が手のひらからこぽれおちていくような経験を味わった。  

　これは恐怖以外の何ものでもない。 

　いずれにしても、昨日から薬抜きをして、やっとのことで、人の道に戻ろうとしているところだ。 

　昨日は加藤典洋の第二作『批評へ』を半分ぐらい読んだ。 まーまー面白いが、まだ文章が荒い気がする。 

　そして、夜が明けて会社に行くのが怖い。恐怖以外のなにものでもない。しかし開き直って出勤する。 

　ミーティングで予想通り、ねちねちと分かりきった叱責を受けるが、生きるためだから、左から右へと聞き流す。 

　そして終バスを逃しタクる羽目になった。 

クロスガーデン多摩は閉店が多く、ちょっと怖い。でもクロガーは好きです。

　




　　昼食はお握り3個。 

　夕食は何でも蕎麦。冷凍の鶏肉と白菜を炒める。蕎麦汁（つゆ）、お湯、蕎麦、さっきのやつ、茹で卵、青葱。 

　それにしても一昨日はひどかった。ＭＤ13連発を朝8時から、一切の休憩なしに夜の9時まで続けた。さほど思ったほどではなかったが、腹へった。 

　もうなんだかよくわからない。 

　いつか死ぬな。