🌀「D計画」――「柄谷行人「Dの研究」」の研究・日報 その2🌀
柄谷行人『力と効果様式』発売日(10/7)まであと3日
「『世界共和国へ』に関するノート」第9回、「革命と反復」、「手帖」などをコピーしにT立T図書館まで行く。
というわけで、はるばる西国分寺までやってきた。駅から出たのは初めてだと思う。少し暑いがサイクリング日和だ。しかし、家から2時間かかるので、已む無く歩きと電車で来た。
T立T図書館に来るのは初めてだ。もう、田舎者丸出しというか、学生気分だ。ここは今、工事中で書架の全貌が伺いしれぬが、取り敢えず入館して資料を請求して、コピーの出来上がりを待っているところだ。
柄谷行人の連載「『世界共和国へ』に関するノート」掲載の雑誌『at』第13号のみが、国立国会図書館に何故かなかったので、それをコピーしに来たのだ。
ついで、といっては何だが、柄谷は「『世界共和国へ』に関するノート」を連載する前に、『at』に「革命と反復」という連載を4回している。そのあと、突如、その連載を中断して、「『世界共和国へ』に関するノート」を始めた、という経緯があった。それも今回コピーを取った。これも内容的には『力と交換様式』に活かされている気がする。
いやちょっと違うかも知れない。「革命と反復」と「『世界共和国へ』に関するノート」は『世界史の構造』の土台になったのだろうか。
ちょっと分からなくなってきたので整理してみよう。
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西暦 |
書籍 |
雑誌連載 |
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2001年 |
『トランスクリティーク――カントとマルクス』 |
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2005年 |
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「革命と反復」(全4回・連載中断) |
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2006年 |
『世界共和国へ――資本=ネーション=国家を超えて』 |
「『世界共和国へ』に関するノート」(全14回・連載完結)(1・2) |
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2007年 |
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「『世界共和国へ』に関するノート」(3~6) |
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2008年 |
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「『世界共和国へ』に関するノート」(7~10) |
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2009年 |
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「『世界共和国へ』に関するノート」(11~13) |
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2010年 |
『世界史の構造』 |
「『世界共和国へ』に関するノート」(14) |
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2012年 |
『哲学の起源』 |
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2014年 |
『帝国の構造――中心・周辺・亜周辺』 |
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2015年 |
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「Dの研究」(全6回・連載中断)(1~4) |
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2016年 |
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「Dの研究」(5・6) |
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2022年 |
『力と交換様式』 |
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という訳なので、本体を読まないと分からない。読んでからのお楽しみというところか。
そう考えてみると、柄谷が連載したものの書籍化していないものがいくつがあるが、今は亡き『カイエ』に連載したままになっている「手帖」というものがあることを思い出した。せっかくマガジンバンクとして知られるT図書館に来たので、これもコピーしてしまおうと思う。
余談だが、パラパラめくっていると、デビューしたばかりの村上春樹のインタビューが掲載されている。これは持っていたと思うが、どこにあるか不明なので、こらもコピー。
更に、最近の柄谷の、雑誌掲載分は大体買っているのだが、『談』という雑誌に掲載されたインタビューが未入手だったので、これもコピー。
結局12時ぐらいに着いて3時半頃、図書館を出たことになる。西国分寺の街を少し歩いて、帰宅の途に就く。
遺憾、こんなことでは、発売日までに予習など全く終わらない( ノД`)。
と言うのは、全く柄谷と関係ないが、ジョイスについて「これは文学ではない。」という小文を書こうとして、偶々視界を過った、柄谷の『近代文学の終り』を読み始めてしまったのだ。
いろいろ思うところはあったので、これはこれで良かったのではあるが、とにかく予習が終わらない、という事実には変わりはない。
① 「文学」なる概念を巡っては、矢張り漱石の『文学論』を読み直す必要がある。
② 二葉亭の翻訳は逐語訳だったがそこに「純粋言語」(ワルター・ヴェンヤミン)へと翻訳者を強いるものがあった。
など、である。
そうこうしているうちにもう眠い(笑)。
🐣
20221004 2204



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