遍 歴
病膏肓に入る(嘘)
2021年3月6日(土曜日)晴れ☀ 暖かい
あっという間に一週間が過ぎた。
どうなっているんだ。
と云っても1月1日以来の2か月振りの休みだ。
10時起床。
新聞、洗濯、ブランチ(納豆、味噌汁、卵かけご飯)。
AKが3万年前に買っていた椅子を作り、今座っている。
🐤
2021/03/06 13:46
2021年3月8日(月曜日)雨☂だと思う
昨夜からなぜか具合が悪くなる。気持ち悪い。せっかく作ったトマトチーズパスタも食わず横たわる。
例の花粉によるアレルギーか? 体感としては風邪のようだが、まーいつものことだが、SGがあれば怠くても行くのだが、そうでもないので、すっかり病人気分で寝たり起きたり。
きっとSGを辞めると病気になると思ったら、予想通りなったので自分で自分のことを嗤う。
昼過ぎ、2時ぐらいに起きて昨日のパスタを喰う。ぱさぱさしてる。
また寝る。
5時ぐらいに起きて、大根おろし、お茶づけ、梅干しでご飯喰う。
また寝る。
断続的に、読書、寝る、読書、寝る、を繰り返す。
さっき(21:30頃)起きて、皿洗いをして、ご飯炊いた。
ここ数日で読んだ本。病人なので、とりあえず書名だけ。
①柄谷行人『柄谷行人発言集 対話篇』
……やっと読了。できれば2分冊ぐらいにしてほしかった。935ページもあるので、とにかく重い。大変
勉強になった。
②柄谷行人・見田宗介・大澤真幸『戦後思想の到達点』
……『シリーズ・戦後思想のエッセンス』の第0号となるもの。うーん、二人とも「戦後思想」という枠組みに入るかな? かつて、岩波書店で「20世紀思想家文庫」というハードカヴァーのシリーズがあって、対象となる「思想家」というのが例えば『トーマス・マン』(筆者・辻邦生)だったり、『デュシャン』(筆者・宇佐美圭司)だったり、あるいは『宮沢賢治』(筆者・見田宗介)だったりと、何をもって「思想家」とするのか判然としないシリーズではあったが、錚々たる執筆者の顔ぶれと、「20世紀」の、広く表現に関わる思想の領域をカヴァーしようという意欲は窺えた。
それに引き換え、このシリーズの「戦後思想」とは何ぞや? 今後のラインナップを見ると、「吉本隆明」、「石原慎太郎」、「丸山真男」、「柄谷行人」となる。これは『現代日本の思想のエッセンス』とでもすべきではなかったか?
それはともかく、今回読んで、見田宗介=真木悠介の思想の射程の巨大さとともに、初期柄谷の、とりわけ漱石論の切れ味の鋭さだ。これは全く忘れていたが、このdeepさは一体なんだ?
③吉永剛志『NAM総括』……力作だ。厳密に言うと、まだ読了しておらず、最後の「補論 『トランスクリティーク』、その実践への転形」が残っている。ないものねだりを言うと、部外者が読んでも理解が可能なように、もう少し圧縮、整理をすべきだった。ただこれは筆者の責任というよりも、編集者の力量の問題か。もう一点は、これは今後の課題だが、できれば複数の見解を知りたいということだ。これも編集者、出版社側の問題だが。
④柄谷行人『New Associationist 宣言』……これを読み始めて病に倒れる。未読。
⑤柄谷行人「交換と社会史」/『歴史の読みかた』……うん、まーな。
⑥村上春樹「一人称単数」/『一人称単数』……村上春樹における「服」、「服装」というのは「自意識」の象徴なのだが、そういうことなのか? 面白いか、どうかと言えば、正直首を傾げざるを得ない。うーーん。
⑦村上春樹「フジモトマサルさんのこと」/『フジモトマサルの仕事』。
⑧村上春樹・柴田元幸・学生「特別講座――村上春樹さんを迎えて」/柴田元幸『翻訳教室』……もう少し技術的な話があってもよかったが、まーこんなところだろう。
⑨ファリッシュ、ルート、村上春樹訳『ポテト・スープが大好きな猫』……猫舌じゃないのか?
⑩⑪ル=グイン、シンドラー、村上春樹訳『帰ってきた空飛び猫』、『素晴らしいアレキサンダーと、空飛び猫たち』……うーん。まーな。
⑥以降は寝っ転がってうつらうつらしていてもなんとかなるものを読んだ。
なんとかなった。
今に至る。
AKKTせず。
2021/03/08 23:33
🐓
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