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2017年9月13日水曜日

そんなこんなで3本上げたし

 遍 歴  

そんなこんなで3本上げたし 

2017年9月12日(火曜日) 雨だったか、晴れだったか、よく分からない、一日家にいたからね。 


              今日虹が出た 


 なぜか奇妙な夢を見ているうちに11時半起床! 一体どうなってるんだ。本当は8時ぐらいに起きて作業に入りたかったのだが。 

*最近は内容をほとんど覚えていない。なぜ覚えられないかというと、明確なストーリーがない、あるいは夢像片(夢の像の断片)をストーリーとして獲捕できないからだ。以前はかなり正確に追跡可能であった。なぜそういう違いが生じるのであろうか。 

 昨夜はなぜか、いい調子になってCFの古書店(名称不詳)に行くも既に閉店。やむなく稲田堤のBOに行く。 

収穫は以下の通り。哲学書を探しに行ったが微妙な結果に終わった。 

①吉本隆明『超西欧的まで』1987年・弓立社。講演集。 
②小保方晴子『あの日』2016年・講談社。 
 う~ん、まだ読んでないし、状況を正確に捉えているわけでもないが、この人はどちらかというと犠牲者の方かな、とも思いつつ、そうであるなら、やはり、こんな本は書けないような気もする。しかし、結局のところわたしには判断できない。 
③スティーヴン・ミルハウザー『イン・ザ・ペニー・アーケード』1986年/柴田元幸訳1998年・白水uブックス(白水社)。 
 以前、村上春樹編のアメリカ短篇小説のアンソロジーで読み面白かった。 
④カール・マルクス、フリードリヒ・エンゲルス『高校生でも読める「共産党宣言」』1888年/北口裕康訳・2012年・PARCO出版。 
 以前岩波文庫版で読んだことがある(と思うが)、さっぱりわからなかった。 

 というわけで起きてすぐに木田元の『ハイデガー拾い読み』の書評を書く。といってと言っても一昨日の日記の内容を換骨奪胎しただけだが、それでも気づくと4時近くであった。急いで風呂に入り、出掛けようと思ったが、諦めて、遅めの昼食を摂る。 

 昼食は偽カルボナーラ。生卵(全卵)、解けるチーズ、醤油、マーガリン、マヨネーズ、塩胡椒。 

 次に少し部屋を片付けて三浦雅士の未読の著書を発掘し、三浦さんの著作一覧をウィキペディアから引っ張り、「木田元はなぜ面白いか」の書評を書いて**アップした。 


*よくよく考えてみると、この題名はいささかならず変だな。ま、解説だから仕方ないか。 

**と言っても、これは『ハイデガー拾い読み』のスピンオフで三浦の箇所を拡大しただけである。 

 そんなこんなで3本上げたし、22時近くになって空腹も覚えたので、一旦止め。 

 馬鈴薯の櫛切りのソテー、具沢山トマトソースパスタをつまみに一献。 
今に至る。 

 大澤真幸が憲法9条についてインタヴューに応えていたが、特に感想はない。むしろ、たまたまその下に掲載された仙台の牛タン屋のご主人の話に気を殺がれた** 


*大澤真幸「戦後社会の核 冷戦後見失う」/「オピニオン&フォーラム――憲法を考える――「9条」をこじらせて」/『朝日新聞』2017年9月12日・朝刊。 

**旨味太助店主 佐野八勇はつお「牛タン 戦後発祥の伊達な味」/「リレーおぴにおん 肉食考 9」/『朝日新聞』2017年9月12日・朝刊。 

20170912  21:50-20170913  00:36 

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