おすすめ 短評
昔の読書ノートから
■浅田彰『構造と力――記号論を超えて』1983年9月・勁草書房。
哲学・現代思想。採点 ★★★★★。
文句なし。優等生の書いた満点の答案。当時レポートから試験から論文まで使いまくった記憶がある。
■網野善彦『日本社会と天皇制』1988年・岩波ブックレット。
日本史・社会史。採点 ★★★☆☆。
網野さんの御著書は10数冊拝読させていただいたが、最初に読んだこの小著のインパクトを越えるものはなかった*。目から鱗とは全くこのことである。
*他の著書が駄目という意味では無論ない。
■荒井献ささぐ『イエスとその時代』1974年・岩波新書。
宗教思想・キリスト教神学・新約聖書学。採点 ★★★★☆。
門外漢であるわたしにも新約聖書のポイントがよく掴めた。別稿「生命の方へ――三浦雅士試論Ⅱ」でも言及した。
20170910 23:35ー20170911 00:14
🐤
0 件のコメント:
コメントを投稿