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2017年8月31日木曜日

本書は大変重い本である。 吉本隆明『フランシス子へ』



本書は大変重い本である。  

吉本隆明『フランシス子へ』 

2013年3月8日・講談社。 
2014年5月1日丸善多摩センター店にて購入。 
2014年5月1日読了。 
■★ 
ハルノ宵子が指摘しているように本書は決して軽い本ではない。 
猫の死を巡って、というよりも、そこから際限なく話がそれていく。「遅れ」について、「中間」について、あるいは親鸞について、晩年の吉本の思考の片鱗が伺える。 
      本書は大変重い本である。  

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