最近の読書170829
いささか弱っているのとSJが五月蝿くて気が散るので、簡略版読書ノート。
■筒井康隆『世界はゴ冗談』2015年4月25日・新潮社。
■短編小説集。
■2017年7月25日読了。
■採点 ★☆☆☆☆
う~ん、これは如何なものか。まーいつものことだが、巨匠の傲りか。
■筒井康隆『細菌人間』2000年9月20日・出版芸術社。
■短篇小説集(SF・ジュブナイル)
■2017年7月27日読了。
■採点 ★★★☆☆
これは単純に面白かった。昔のSFはよかったなー。
■加藤典洋・高橋源一郎『吉本隆明がぼくたちに遺したもの』2013年5月9日・岩波 書店。
■講演・対談集(現代日本文学・現代思想)
■2017年8月13日読了。
■採点 ★★★☆☆
これは近日中に別稿を起こす。高橋の親鸞については「悪倫15」で言及した。
加藤が展開している吉本の「反‐反原発」論、及び見田宗介の「軸の時代論」、人類の有限性の問題はきちんと触れておきたい。
惜しむらくはいささか加藤がしゃべりすぎなのか。高橋が完全にお通夜モードに入っていて、それはそれで自然なのかとも思ったが……。
■吉本隆明『未来の親鸞』1990年10月25日・春秋社。
■講演集(宗教・思想)
■2017年8月23日読了。
■採点 ★★★☆☆
本書も近日中の起こしたい。親鸞についてはわたしには正確には分からないが、よくまとまっていると、わたしには感じられた。
■吉本隆明・芹沢俊介『宗教の最終のすがた――オウム事件の解決』1996年7月20日・ 春秋社。
■連続対談(現代社会・宗教・思想)
■2017年8月27日再読了。
■採点 ★★★★☆
世評によれば散々であるが社会的な善悪の閾値を越えようとするこうなるのか、とも思えた。
ありうべきは対話者として吉本と対立する論者を起用すべきだった。
🐔
0 件のコメント:
コメントを投稿