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2017年3月19日日曜日

さまざまな問題に論及 吉本隆明 『老いの流儀』

さまざまな問題に論及 

吉本隆明 『老いの流儀』  





■吉本隆明 ・構成 古木杜恵『老いの流儀』2002年6月25日・ 日本放送出版協会。 
■2012年4月13日読了。 
■採点★★★☆☆ 

  「老い」の問題にとらわれることなく、さまざまな問題に論及していて面白かった。とりわけ、親鸞の下り*が興味深かった。  

*「親鸞の徹底した考えは、一種の仏教や信仰の解体であると同時に、宗教を一種の絶対倫理に変えたと言ってもいいと思うんです。」(本書・p.85。傍線評者) 

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